大別すると、在来軸組工法・伝統工法・プレファブ工法・丸太組工法に分けられると思います。
在来軸組工法は、昔から住宅などで使われている工法で、壁の中に「筋かい」といわれる材を入れて地震や風から建物を守る工法です。
伝統工法は、壁などを設けず大黒柱や貫を利用した建物で、古くから残っているお寺や神社などが、これにあてはまります。
プレファブ工法は、建物の一部・又は全てを工場で生産・製品化し、現地で組み立てる工法で、ツーバイフォー工法,軽量鉄骨造,鉄骨造,木質パネル工法などがあげられます。
丸太組工法(ログハウス)は、丸太を積み上げて壁をつくる工法です。
また、耐久年数については、 一説では木造で25年,鉄骨造で30~40年,鉄筋コンクリート構造で60年(固定資産評価)と言われていますが、建物でも他の製品と同様、手入れをしな いと耐用年数は短くなってしまいます。そこで、耐久年数を長くするためには、建物本体が地震や風で壊れないよう、十分な耐力をもつ建物にする必要があるで しょう。