A. 福岡県住宅センター・日本建築家協会・JSCA九州支部耐震改修促進委員会・福岡建築構造設計事務所協会等にて対応して頂けると思います。
A. 一般相談は、福岡県住宅センター・福岡市建築指導課・日本建築家協会・JSCA九州支部(木造小委員会)へご連絡頂ければ対応してもれえると思います。当ホームページの「お問い合わせ」をご利用されても良いかと思います。
A. 各都道府県の建築指導課(地域によって呼び名は多少違いますが)でご説明いたします。
JSCAで九州地域の「行政指導内容一覧」を作成しようという計画があります。楽しみにしておいてください。ただし、構造に関する指導内容に限られます。
A. 建築構造士は「JSCA」の会員であり、全国に支部があります。九州支部の場合は福岡に支部事務局が ありますので、構造種別に分別し得意な会員に依頼の打診を行います。支部事務局のメールアドレスへ連絡していただければご返事を差し上げます。
A. 一級建築士の中でも、特に建築構造の全般について的確な判断を下すことの出来る技術者です。工事監理なども行います。この資格は一般社団法人日本建築構造技術者協会「JSCA」の責任において社会に推薦しうる構造設計者の呼称名です。
資格試験もあり技量・資質の判定を行っており5年ごとに更新が必要です。
A. 大別すると、在来軸組工法・伝統工法・プレファブ工法・丸太組工法に分けられると思います。
在来軸組工法は、昔から住宅などで使われている工法で、壁の中に「筋かい」といわれる材を入れて地震や風から建物を守る工法です。
伝統工法は、壁などを設けず大黒柱や貫を利用した建物で、古くから残っているお寺や神社などが、これにあてはまります。
プレファブ工法は、建物の一部・又は全てを工場で生産・製品化し、現地で組み立てる工法で、ツーバイフォー工法,軽量鉄骨造,鉄骨造,木質パネル工法などがあげられます。
丸太組工法(ログハウス)は、丸太を積み上げて壁をつくる工法です。
また、耐久年数については、 一説では木造で25年,鉄骨造で30~40年,鉄筋コンクリート構造で60年(固定資産評価)と言われていますが、建物でも他の製品と同様、手入れをしな いと耐用年数は短くなってしまいます。そこで、耐久年数を長くするためには、建物本体が地震や風で壊れないよう、十分な耐力をもつ建物にする必要があるで しょう。
A. 今回の法改正(H12.6.1施行)では(これは在来軸組工法が主ですが)、建物の設計方法として、2つが示されています。
一つは、『仕様規定』といわれるもので、設計部位を各々マニュアル化し、基準法の枠の中で決められた方法により設計する方法で、おもに、筋かいの位置,倍率・柱,はり,筋かいの取付仕口・基礎の形状が上げられます。
もう一つは、前記の仕様規定を使わない『性能規定』と呼ばれるもので、構造計算によって安全が確かめることにより、自由度のある設計が可能となっています。ただし、安全であるという内容の証明については、仕様規定から外れるため、かなり難しいものになっています。
さらに、木質系材料の許容応力度の扱いが変わっています。他の材料と同様に基準強度を与え、そこから許容応力度を求めるようになり、これは、限界耐力設計を念頭においたためです。
木質系の耐力に、建物の耐用年数を50年とすることによる荷重継続の理念が入っています。
JSCA九州支部では木造小委員会を設置し、活動を開始しました。本委員会での活動報告を順じ取りまとめ報告し、皆様の一助になればと考えています。